「ダヴィンチ・コード」は映画にもなった実際のレオナルド・ダヴィンチが残したミステリー。その真実に迫ります

ダヴィンチ・コード アドバイザーズ

著者「ダン・ブラウン」は数学者の父と宗教音楽家の母という家庭環境で育った。科学対宗教という二律背反とも環境であるが、このことは、スイスの物理学実験室とバチカン市国を舞台として展開する「Angels & Demons」に生かされている。フィリップス・エクセター・アカデミーを卒業後、同校で英語の教師として勤務、その後作家活動を開始し、1996年に、「Digital Fortress」を発表。
ニューヨークタイムズ紙を始めと主要なにおいて位を続けるという爆発的なベストセラーと40か国語以上に翻訳された。

 

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ダ・ヴィンチ・コードの「真実」―本格的解読書決定版

ダ・ヴィンチ・コードの「真実」―本格的解読書決定版

価格:¥ 1,680
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人気ランキング : 123848位
定価 : ¥ 1,680
販売元 : 竹書房
発売日 : 2004-12

「シオン修道会」なるものの実態

 シオン修道会やレンヌ=ル=シャトーに関する多くの「事実」は、実は二十世紀になってから捏造された文書からとられたものであることが複数の研究者たちによって明らかにされています。当初これらの文書を信じて番組を放送したBBCも、1996年にその誤りを認める番組を放送しています。(Bill PutnamおよびJohn Edwin WoodによるThe Treasure of Rennes-Le-Chateau: A Mystery Solved(Sutton Publishing)参照。また、Paul Smithによる詳細な研究”Priory of Sion Debunked”がネット上に公開されています。)

いろいろな「if」を考えさせてくれる

 『ダ・ヴィンチ・コード』のジェットコースターに乗せられたような物語展開は読み終わっても後を引きませんが、西洋史に関する謎解きの数々には「本当だろうか?」という疑問が尾を引きます。同じように疑問を感じる読書を放っておく手はない、と謎解き本もたくさん出版されているようです。
 その中で、『ダ・ヴィンチ・コード』著者のダン・ブラウンへのインタビューが載っている唯一の本、というので本書も読んでみました。
 各界の専門家の文章をかき集めた本書には、『ダ・ヴィンチ・コード』の内容は正しい、とする説も、間違っている、という説も紹介されていて、なんだかディベートの現場に立ち会ったような面白さがあります。
 私自身が興味深く感じたのは、『ダ・ヴィンチ・コード』のストーリーの背景となっている「現在に伝えられているキリスト教が成立する以前には、後に異端として葬られた数々の福音書があった」という推定です。初期のキリスト教はひとつではなく、いくつにも分かれていたらしいのです。
 ダン・ブラウンによれば、権力基盤を強化したいと考えた教会の指導者たちが、西暦325年にニケーアで開催された公会議でイエスを神とする教義と、決定版の聖書を作り出したらしい――どちらもそのときまで存在しなかった、といいます。
 また、「キリストを表す最初の象徴は、十字架ではなく、魚だった。十字架がキリストの象徴として使われるようになったのは四世紀か五世紀」という話も紹介されていました。
 十字架というのは、磔(はりつけ)を連想させるシンボルで、キリストを殺した異教徒への憎しみを掻き立てるものだ、と聞いたことがあります。もし魚がキリストのシンボルだったら、キリスト教が違った種類の宗教に発展したかもしれません。
 謎を解いてくれるはずの本書は、いろいろな「if」を考えさせてくれる本でもありました。

ダンブラウンのインタビューと専門家の最新のコメントで構成されています

まず第一にダンブラウンのインタビューが読める。
現在ロバートラングドンシリーズ第3弾を執筆中とのこと。
ダンブラウンへのインタビューの内容は表層的で深みに欠けるが、
私はこれがこの本の売りの一つと思う。

一方、我々読者が知りたいと思う多くの疑問については
専門家のインタビューを多用し、
可能な限り現代の研究成果に照らした見解を載せている。
これがこの本の重要なもう一つの売りの要素である。
この点では限られた紙面で非常に上手く構成されている。

ダヴィンチコードの謎を解く
上記を辞書的に使って、こちらでもっと知識を深める。
それがおすすめか、、、
これら二冊を読んでから興味を持った分野の文献を漁るのが良いと思う。

売れ筋商品
このページの情報は
2006年7月19日19時38分
時点のものです。

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