「ダヴィンチ・コード」は映画にもなった実際のレオナルド・ダヴィンチが残したミステリー。その真実に迫ります

ダヴィンチ・コード アドバイザーズ

著者「ダン・ブラウン」は数学者の父と宗教音楽家の母という家庭環境で育った。科学対宗教という二律背反とも環境であるが、このことは、スイスの物理学実験室とバチカン市国を舞台として展開する「Angels & Demons」に生かされている。フィリップス・エクセター・アカデミーを卒業後、同校で英語の教師として勤務、その後作家活動を開始し、1996年に、「Digital Fortress」を発表。
ニューヨークタイムズ紙を始めと主要なにおいて位を続けるという爆発的なベストセラーと40か国語以上に翻訳された。

 

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ダ・ヴィンチ・コード (出演 トム・ハンクス)

ダ・ヴィンチ・コード (出演 トム・ハンクス)

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良い評価をしたいところですが・・・

オチが読めるだとか、驚きがないとか、そういう部分で映画を良し悪し評価はしきれないと思いますし、しません。
ですがこの映画は構成からして失敗だと思いました。

まず、ヒロインのフラッシュバックや、悪役の視点の映像が頻繁に注入されていましたが、大半が余分に感じました。
人物も物凄く中途半端に描いて終わっているので、これらのシーンはただ映画を長くしているくらいにしか感じません。
その割りに2転3転する終盤の展開だけゴタゴタやるので映画全体のバランスが妙に感じます。
小説は未読ですが、小説の内容をそのまま映画にしようとしたのでしょうか?

見せ場も特になければ頭脳戦の爽快感も薄いし、緊張感もほとんど無しで、長めの上映時間、さらにわかりにくい話・・・と、
娯楽映画と割り切ろうとしても少々つらいものがあります。かと思えば余分なシーンが多く、不自然な行動、安易な展開、
その他にも突っ込みどころ満載だったりと、真剣に見るのにも苦しい映画です。

何も考えずに見ればそこそこ楽しめるのかもしれませんが、自分としては鑑賞がきつくなる映画でした。

歴史の「造られかた」二重のミステリー

事実はひとつなのにも関わらず、書き手によって残される「歴史」は真実ではない、それは西洋だろうと日本だろうと似る部分がある。キリスト教徒じゃない日本人には面白くないという意見もありますが、西洋史の基礎知識があれば、この映画と小説(と元になった「レンヌ・ル・シャトーの謎」)の視点が面白いと思えるはずです。
仮説の一つであっても、世界を覆った権力の成立までの不可思議さ自体がミステリー。夜のルーブル美術館のグランド・ギャラリーやフランスの教会、ロンドンのテンプル寺院、などロケ地の雰囲気も堪能できる点でも楽しめる映画でした。
古代ギリシア、古代ローマ、中世キリスト教世界、ルネッサンス絵画や勿論ダヴィンチの美術に興味がある方はとても楽しめると思います。

シラス役のポール・ベタニーの演技は凄かった。
またオドレィ・トトゥ、トム・ハンクスも自然で良かった。

小説に忠実かといえば、そうでもないですが、映画のシナリオとするならばこれはこれで許容範囲なのかという気がします。ただ、映画だけだと登場人物の背景や設定がややわかりにくいですね。その為、映画の方だと最後まで教会が背後にあるかのような感覚が残るかもしれません。

本編ストーリーがミステリーなだけでなく、題材としての謎、この二重性がテンポ、バランス共によく構成されている秀作だと思います。

良く出来た映画だと思います!

 この作品は、一言で言うとキリスト教の聖杯伝説にまつわるミステリーだと思いますが、聖杯については、インディ・ジョーンズ最後の聖戦でも題材にされていたので、キリストが十字架にかけられた際にその血を受けたのが聖杯であるとか、テンプル騎士団が代々守り続けていたとか、歴史から忽然と消えてしまったとか、正統的(多分)な知識はありました。
 しかし、この作品では、聖杯はキリストの血を受け継ぐ者であり、キリストの妻がマグダラのマリアとなっています。
 ストーリーは、この事実(物語の中での話ですが)を守ろうとするシオン修道会(テンプル騎士団)と抹殺を図るオプス・デイとの間の血なまぐさい争いになり、その争いに巻き込まれるのが、トム・ハンクス演じるラングドン教授とオドレイ・トトゥ演じる暗号解読官ソフィーなのですが、やはり相応の予備知識がないと話しについて行けないかも知れません。
 ダ・ヴィンチの名画(特に最後の晩餐とモナリザ)や聖杯伝説などはチェックしてから観た方がよいですね。もちろん原作を読むのが一番なんでしょうが。(読んでから観れば良かった!)
 配役では、オプス・デイのシラス修道僧役のポール・ベタニーが何ともはまり役だと思いました。本格派性格俳優誕生でしょうか!
 キリストが妻帯し子を儲けていたなど、敬虔なキリスト教徒にとっては受け入れがたいということは容易に理解できますが、良くできた映画だと思います。これから、原作を読みたいと思います。

正直、日本人向きの映画ではない…

上に書いたとおり、キリスト教信者がいない日本人が見ても、最後のオチに対して、サプライズがなく、「へぇ?」としか思わないので、楽しめないと思う。
それに、ミステリーとしては物足りなく、この映画は観客を無視して登場人物たちが勝手に突っ走ってしまっているので、正直わかりずらい。
なので、本当にダ・ヴィンチの絵画に隠された秘密を知りたい人はこの映画ではなく、レオナルド・ダ・ヴィンチに関するドキュメンタリー系のDVDの方を見ることをお薦めする。私自身もそっちを見た方がわかりやすかった。

それに、個人的な意見としては、美術作品を扱った作品なので、もう少し余韻のあるラストシーンにしたりなど、芸術的な作品にしてほしかった。

最後に余談ですが、ポスターなどに、「ダ・ヴィンチは、その微笑みに、何を仕組んだのか。」と書いていたけど、モナリザ関係ないじゃん!笑

う?ん・・・

世界中で大ヒットした話題作ということで
意見も割れ気味なこの作品、私的には★★★。
可もなし不可もなしといったところでしょう。
レオナルド・ダヴィンチ自身非常にミステリアスな人物であり、
その彼の作品の中にヒントが隠されている。
発想は面白いのですが、最初の三十分でおおよそのあらすじ、
最後に隠されている真実は簡単に想像ができます。
長い原作をある程度の時間に収めようとするとどうしても
ダイジェスト的な作品になってしまうのは致し方ないのかもしれませんが
見終わってかなりの疲労感を感じました。

近頃日本では「国家」というものをテーマに置いた作品が多い中、
欧米では「キリスト教」をテーマに置いた作品が多いように思えます。
ただ、「キリスト教」をテーマにした作品は無宗教の人間が多く、
また「八百万の神々」を背景に育った私たち日本人には欧米人に比べると
理解するのが難しいものです。この作品も同様で、キリスト教史について
少しでも知識があればより楽しめるでしょうがない人間にとっては
面白みが半減してしまいます。
原作を読んでから見たほうがその点は少しはカバーされるものかもしれません。

この作品の中で私的に良いと思ったのはオドレイ・トゥトゥとジャン・レノの好演と
美しい教会等の建造物です。
ジャン・レノは本当にああいった役を上手に演じるいい俳優だと思います。


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このページの情報は
2006年7月19日19時38分
時点のものです。

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