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皆神 龍太郎 |
価格:¥ 1,365
納期:通常24時間以内に発送
人気ランキング : 4193位
定価 : ¥ 1,365
販売元 : 文芸社
発売日 : 2006-04 |
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気をつけよう、その薀蓄はマユツバだ! |
ただいまヒット街道バク進中のダ・ヴィンチ・コード。
華麗な神学解釈と謎解き、スリル溢れる話の展開・・・。
私の周りでも皆こぞって読んでいるし、
映画にも行きたいという人が大勢いる。
すごいなあと思う。
しかし「勉強になった」とか「教養書としても読める」
とか、結構ピュアに信じちゃってる人が続出してくると
ちょっと待ったと言いたくなってくる。
そんなダ・ヴィンチ・コード信者に効く特効薬がこれ、
「ダ・ヴィンチ・コード最終解読」だ。
作者ブラウンがネタにした参考文献の殆どが、
でっちあげ系オカルト本だったりとか、
絵画の解釈がピントがずれてたりなどをクールに指摘。
そして明らかになった驚愕すべき真実とは!
思わず腰砕けになるマヌケさに注目です。
頭を冷やしてフィクションとして楽しむための
必読書と言えるでしょう。
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ようやく出たダ・ヴィンチ・コード批判の良書。 |
映画化までされたダン・ブラウンの小説「ダ・ヴィンチ・コード」(邦訳:角川書店:以下「コード」と略記)は、著者自身が小説冒頭のみならず公のインタビューにおいても「事実に基づいている」と主張している著作であり、決して純然たるフィクションではないと言っているのですから、その主張の当否は当然問われて然るべきでしょう。
英語圏やフランス国内では早くから良質な「コード」批判書が数多く登場していたのに対し、日本では最近になるまで一向に出版されませんでした。
TVでは「コード」の主張をまことしやかに事実として宣伝する番組がくりかえし流され、教会史や美術史についての知識は皆無に近いであろう多数読者・視聴者がその内容を信じ込む一方で、「コード」の誤謬を指摘するごく少数の良心的な人々に対しては「何で小説に目くじら立ててんだ?」というような冷笑が浴びせられる(「コード」著者自身が「事実」だと「公の場で」主張しているにもかかわらず!)、というのが日本の悲惨な現状です。
本書は、このような状況の中で出版された、貴重な一書です。
シオン修道会は1099年にエルサレムで創設された秘密結社などではなく、反ユダヤ主義者ピエール・プランタールによって1956年に作られた政治結社にすぎず、過去の「修道会長」を示す「秘密文書」やレンヌ=ル=シャトーの「謎」と言われる羊皮紙などは捏造であることを、読みやすく整理された形で説明してあります。
細かい論点や裏づけに関してなお疑問があれば、本書でも紹介されているポール・スミスのサイトや、パトナムによる研究書を参照することをおすすめします。
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原作を楽しむためにも・・・ |
「ダ・ヴィンチ・コード」がベストセラーになるのはうなずける。
わたしにとっても、確かにミステリーとしては面白かった。
しかし、多くの人の読後感想を聞いてちょっと首を傾げてしまった。
皆、あの小説の設定や登場人物の台詞の中で語られる「謎」について、
それらのことを本当のことだと思っているのだ。
実際、あの小説はダ・ヴィンチについて、
美術全般やキリスト教の歴史、聖書について、
かなりいい加減な情報や知識をもとに書かれている。
しかも、日本語で出版されている
「ダ・ヴィンチ・コード」関連本の多くも、
まことしやかに原作の立場を踏襲している。
しかし、この「最終解読」は、
冷静に裏付けを取りながら原作の中にある事実誤認や、
不正確な点を明らかにしていく。
感情的な批判本ではないことも好感が持てた。
原作をあくまで小説(フィクション)として、
楽しむためにもとってもオススメの本だ。