「ダヴィンチ・コード」は映画にもなった実際のレオナルド・ダヴィンチが残したミステリー。その真実に迫ります

ダヴィンチ・コード アドバイザーズ

著者「ダン・ブラウン」は数学者の父と宗教音楽家の母という家庭環境で育った。科学対宗教という二律背反とも環境であるが、このことは、スイスの物理学実験室とバチカン市国を舞台として展開する「Angels & Demons」に生かされている。フィリップス・エクセター・アカデミーを卒業後、同校で英語の教師として勤務、その後作家活動を開始し、1996年に、「Digital Fortress」を発表。
ニューヨークタイムズ紙を始めと主要なにおいて位を続けるという爆発的なベストセラーと40か国語以上に翻訳された。

 

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バンド・オブ・ブラザース Vol.2
スティーブン・スピルバーグ

バンド・オブ・ブラザース Vol.2

価格:¥ 3,990
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人気ランキング : 4824位
定価 : ¥ 3,990
販売元 : アミューズソフトエンタテインメント
発売日 : 2003-04-25

ストーリーなんて必要ないドラマ

一度観たときはストーリーが薄く単調な印象だったが、観返せば観帰すほど発見が多いドラマだ。安っぽいストーリーが介在しないぶん、かえってそれゆえに鉄のように非情な戦争の真実に肉薄している。
映像の美しさはもはや芸術の域だろう。小鳥がさえずるフランスの田園や街並みを背景に血みどろに撃ち合うシーンはなんの作為も含まないまま悲痛なアイロニーを表現している。派手な演出はなく、死にゆく兵士の倒れ方もあっけない。感傷に浸る間もなく、周囲の人間に涙を流させる間もなく人が死ぬ、それが戦争なのだ。

特にVol.2はシリーズ中、戦車がもっとも多く登場し活躍する回でもある。本物のシャーマン戦車や精巧に作りこまれたドイツ戦車たちの迫力にも注目して欲しい。

熾烈な戦闘の連続

ノルマンディー上陸作戦の正念場であった橋頭堡の確保に成功した連合軍は、部隊を内陸に進撃させるべく先行させた空挺師団に対して戦略拠点の占領を命じた。E中隊は、カランタンの街に向かって進む。降下時にバラバラとなった隊員もある程度集まって何とか部隊としての体裁を整え始めたが、カランタンを守備するドイツ軍は自分たちと同じ落下傘兵である『降下猟兵』である。慣れない市街戦と正確なドイツ軍の砲撃は、E中隊に損害を与えるが何とかカランタンの街を制圧して、街の先にある丘陵地帯でドイツ軍の反撃に備えるが・・・。
第三話の見所は、何と言っても数を増した兵士の生々しい戦闘シーンが上げられます。細かいところまで作りこまれたカランタンの町並みもさることながら、役者それぞれの無駄の無い動きと微妙にぶれ続ける映像は、さながら実戦の記録映像を見ているような錯覚さえ覚えます。
マーケットガーデン作戦は、タイトルの『補充兵』が指すようにノルマンディーで損耗した兵員の補充兵と古参兵のかかわりを扱い始めた回といえます。以降も何度か補充兵が登場しますが、彼らの成長も見所のひとつといえます。
それと、本の2分程ですが、オランダへの空挺降下シーンは圧巻です。CGによって当時の最も大規模な空挺作戦が見事に映像化されています。
第三話と第四話には各種の車両が登場します。ドイツ軍の戦車や装甲車は、非常に精密に作ってありスタッフの並々ならぬ意気込みを感じます。都合上、実車と同様かといえば、足回りや砲塔の位置など、つっこみどころも多いですが、詳しい方が見ても往年の戦争映画の様に興醒めすることなく見ることが出来ます。中には、マニアックなイギリス軍戦車『クロムウェル』など登場します。
シリーズの中でも屈指の戦闘シーンの連続する本巻は、視聴する価値大です。是非ご覧ください。

マーケットガーデン

戦時中とはいえ、アポッタリー空軍基地やトコア基地など、内地が舞台であったVol.1とは違って、ここからはハードな戦闘が中心。
第三話のカランタンは、全十話のなかでも特に素晴らしいと思う。監督の個人差も伺える本作だが、ミカエル・サロモン(三話と十話を監督)は周りに引けをとらない。
一見すると単なる暴力描写に見えるのだが、その中でも負傷兵を抱きしめるシーンなどでははっとさせられる。
また、第三話の主人公的登場人物のブライスがまた、見慣れた戦争映画のキャラクターと違って、いいのである。これはご覧になって確かめてほしい。
そして第四話では、ノルマンディーをしのぐ大作戦「マーケット・ガーデン作戦」が描かれる。
とはいえ、決して大局に流されず、一兵士の視線を保っていることは評価すべきだと思う。
戦争映画を見慣れていない人(特にイメージシェイク慣れしていない人)には、戦闘シーンの連続が多少つらいかもしれない。しかし、ただ見る者を疲れさせるだけの映画ではない。
それは僕なんかより、年長の先輩方がよくご存知だと思う。

カランタンの衝撃

 E中隊はカランタンに進撃した。静かな街に進んだ途端、ヒトラーのジッパー(ドイツ軍が使用した機関銃、MG−42)がアメリカ人をなぎ倒す。
 VOL.1でも印象的だった戦場の臨場感は、メインであるカランタン戦でその深淵を見せる。市街戦での、どこから攻撃を受けるのか分からない恐怖感・・・。そして突然の狙撃、爆発。目が回るような展開に振り回され、兵士達のように息が切れたころに、対称的な、静かなシーンが訪れる。
 バンド・オブ・ブラザースでは、戦いと休息が上手い具合に配置されていて、観るものも疲れを感じない。その上、感じるのは兵士たちとの一体感、感情移入である。そしてそこへ、スピルバーグとハンクスの意図が現れて、僕を考えさせる。つまり、感情移入して、撃たれた味方を悲しみ、撃った敵兵に怒る視聴者が、ドイツ兵の人間性に直面するのである。
 バンド・オブ・ブラザースは確かな時代考証や実話に基づいて展開され、戦争を知らない僕にも、それが一体何なのかを、教えてくれる。
 ランドルマン軍曹がドイツ兵と銃剣格闘をして、暗闇の中で殺してしまうシーンなどが、まさにそれである。ただ銃でパンと撃ったら敵が死ぬ、といった単純なものではなく、そこには殺し合いの悲壮感や、それでも戦わねばならない使命感、死にたくは無い生存本能がある。敵も、味方も。

VOL.1を見たら必ず見たくなる

 空挺部隊がノルマンディー上陸に際して、どれほどの恐怖の中空中に飛び出していったのか、そしてあくまでもサイドから戦線を援護する立場の彼らの恐怖との闘いに、本当に感動させられます。私が同じ戦場にいたならば、恐らく足がすくんで一歩も前進できなかったでしょう。銃弾が飛び交う中を走る彼らの勇気には恐れ入りました。

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2006年7月19日19時38分
時点のものです。

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