「ダヴィンチ・コード」は映画にもなった実際のレオナルド・ダヴィンチが残したミステリー。その真実に迫ります

ダヴィンチ・コード アドバイザーズ

著者「ダン・ブラウン」は数学者の父と宗教音楽家の母という家庭環境で育った。科学対宗教という二律背反とも環境であるが、このことは、スイスの物理学実験室とバチカン市国を舞台として展開する「Angels & Demons」に生かされている。フィリップス・エクセター・アカデミーを卒業後、同校で英語の教師として勤務、その後作家活動を開始し、1996年に、「Digital Fortress」を発表。
ニューヨークタイムズ紙を始めと主要なにおいて位を続けるという爆発的なベストセラーと40か国語以上に翻訳された。

 

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ダ・ヴィンチ・コード・デコーデッド
マーティン・ラン

ダ・ヴィンチ・コード・デコーデッド

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定価 : ¥ 1,000
販売元 : 集英社
発売日 : 2006-04-06

事実は小説よりも奇なり

全世界的な社会現象となり、約6000万部以上を売り上げたという『ダ・ヴィンチ・コード』。私も二度読みましたが、その感想を一言で言えば、本小説は人間の飽くことのない知的好奇心や探究心、普遍的家族愛や人間愛への著者のオマージュです。また確かにお話としては、よくできていると思います。本書『ダ・ヴィンチ・コード・デコーデッド』も、全体的には同小説に好意的な立場から書かれています。
しかし私見によれば、『ダ・ヴィンチ・コード』では、「グノーシス主義」の解釈が不正確であったり、「死海写本」には、イエスのことも初期キリスト教のことも一切出てこないのに、イエスについての記録であるように書いていたり、また新約聖書学で言われる、現存しないイエスの語録資料である「Q資料」が、イエスの直筆であると書いていたり、かなり致命的な歴史誤認が多いと感じます。それに、『ダ・ヴィンチ・コード』というタイトルの割には、レオナルド個人の思想的説明も少なく、またネタとなっているイエスの末裔の話は、西洋精神史の本流とはほとんど関係がないと思います。
本小説にも有意義な指摘があるのは確かですが、題材がうまく消化しきれておらず、良くも悪くも中途半端な作品であると感じます。「事実は小説よりも奇なり」ではありませんが、実際のヨーロッパの歴史的実情は、小説とはまったく違うことには充分注意をされた方がいいと思います。
「ヨーロッパ時代精神史」で検索してくだされば、『ダ・ヴィンチ・コード』の問題点について解説した、私のHPに辿りつけますので、ご興味のある方は、参考にしてください。

歴史研究家がひも解く「ダ・ヴィンチ・コード」

小説「ダ・ヴィンチ・コード」に書かれた様々な事柄について事実と創作の区別を目的に書かれた一冊。
レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯や芸術作品、シオン修道会など「ダ・ヴィンチ・コード」に登場することに加え、
イエス・キリストや西洋史とキリスト教について知ることができるとともにさらなる興味がわきました。
「ダ・ヴィンチ・コード」に登場する場所についての説明も良かったと思います。
ダ・ヴィンチ・コードの世界がさらに広がる、そんな一冊でした。

「シオン修道会」なるものの実態

 シオン修道会やレンヌ=ル=シャトーに関する多くの「事実」は、実は二十世紀になってから捏造された文書からとられたものであることが複数の研究者たちによって明らかにされています。当初これらの文書を信じて番組を放送したBBCも、1996年にその誤りを認める番組を放送しています。(Bill PutnamおよびJohn Edwin WoodによるThe Treasure of Rennes-Le-Chateau: A Mystery Solved(Sutton Publishing)参照。また、Paul Smithによる詳細な研究”Priory of Sion Debunked”がネット上に公開されています。)

小説を面白く読む為のバックグラウンド本

「ダ・ヴィンチコード」の内容を知っていても知っていなくても、読んでいてみると、キリスト教にまつわる知られざる秘密と出会える、そんな謎本。ダ・ヴィンチに始まり、シオン修道院、そして、謎のキリストの子孫の話。まさに、『こんな秘密があったのか!』とワクワクさせてくれる。また英語の原本は、かなりよみずらい英語だったので、その本をここまでわかりやすく、校正し直してくれた事は、感謝に値する。

レンヌルシャトーをかいつまんで読みたい人にちょうどいいかも

既にアメリカでは出ていた本。なんで今さら翻訳したのか?
どうせならもっと早く出せばよかったのに、、、
出版時期を逸したために既に出ている関連本にやられてしまった感じ。
この時期出すなら、新書でなく文庫でないとね。
前半はレンヌルシャトーについての内容で後半はキリスト教がローマに取り入れられる過程を大雑把にまとめたもの。
おまけ的にテンプル騎師団のこともちょっとあり。
基本姿勢はダンブラウンにもろによったもので、既に多くのダヴィンチコード関連本を読んで知識の有る人には退屈だろう。
新書サイズなので星2個にしたが内容的には星一つ。
これを読むとダヴィンチ99の謎との重複が多く、これがダヴィンチ99の謎が書かれるにあたって多くの影響を与えたらしい。

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このページの情報は
2006年7月19日19時38分
時点のものです。

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