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佐柳 信男 |
価格:¥ 2,310
納期:通常2日間以内に発送
人気ランキング : 3462位
定価 : ¥ 2,310
販売元 : 化学同人
発売日 : 2006-05-10 |
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落ち着いてダ・ヴィンチについて考えてみよう。 |
ダン・ブラウンのフィクション「ダ・ヴィンチ・コード」を巡る狂騒は映画の公開もあいまって過熱の度合いを増しています。
関連書籍の相次ぐ出版、雑誌の特集からTVの特番まで、毎日どこかでダ・ヴィンチ・ネタを目にします。しかも同じネタを何度も見せられると辟易してしまいます。
こんな時には落ち着いて、レオナルド・ダ・ヴィンチの手記なんかを読むといいと思いますが、本書もなかなか面白い本です。モナ・リザ等の作品において、ダ・ヴィンチが創作する際に用いた様々な手法が説明されています。その手法とはダ・ヴィンチが研究していた美の法則のことです。それはフィボナッチ数、黄金比、シンメトリー、透視法…のことです。ほとんど芸術というよりも科学の世界です。
そういえば、モナ・リザの背景にも用いられているダ・ヴィンチの空気遠近法というは笑えます。それは、透視法、いわゆる、遠くのもの程小さく描くという遠近法の他に遠景を描くときには遠くのもの程青色を足しましょう。というものです。内容もそうですが、その理由がまたいいです。
空が青いということは空気は本来青色を含んでいるからであり、従って、遠くのものとそれを見ているわれわれの間には遠ければ、遠いほど空気があるのだから、遠くのもの程青く見えるのである。と言うのです。どうです?
そんなダ・ヴィンチって素敵ですね。
「ダ・ヴィンチ・コード」において本当にミステリアスなのはダ・ヴィンチではなくキリスト教の方です。