ダヴィンチ・コード アドバイザーズ著者「ダン・ブラウン」は数学者の父と宗教音楽家の母という家庭環境で育った。科学対宗教という二律背反とも環境であるが、このことは、スイスの物理学実験室とバチカン市国を舞台として展開する「Angels & Demons」に生かされている。フィリップス・エクセター・アカデミーを卒業後、同校で英語の教師として勤務、その後作家活動を開始し、1996年に、「Digital Fortress」を発表。
本書はまずレオナルドの足跡をたどってゆく。フィレンツェ、ミラノ、フィレンツェ、ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ローマ、アンボアーズと各地での足跡とその土地での業績、人々との出会いを伝記風に記す。その点では単調な伝記にすぎないのだが本書の特長はレオナルドの解剖学に二つの章がさかれている点である。そこではレオナルドが脳を精神の座と考えていたことや人体における熱の発生について考察していたことなどが書かれている。そしてレオナルドの卓見としてヴァルサルヴァ洞の発見や動脈硬化症の発見が挙げられている。本書を一貫して流れる疑問はレオナルドのセクシャリティについてであろう。著者はフロイトを援用しながらことあるごとにこの難問に挑んでいる。 |
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このページの情報は 2006年7月19日19時38分 時点のものです。 |


